最初に宣伝です。急遽ですが、アクセスボディ講座をリクエスト開催します。
3月29日(水)「アナフィラキシーショック&クアドレートラクゼーション」と「DMMD」の2つです。
10:30-17:30
予定としては午前中にアナフィラキシーショック&クアドレートラクゼーションをやって、午後からDMMDですが、
どちらか一つだけ学びたい人で希望があれば順番を変更することは可能です。
受講費 2つで22,000円、1つだけの方は12,000円です。
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今日はまだ永平寺疲れがまだ残っています。腰と左ひざ、私の場合は特に静坐をすると昔痛めた膝が悲鳴をあげます。
が、朝のお勤めは今回の大メインでしたので、その時には静坐と時々崩して胡坐になったりしつつ過ごしました。
とにかく寒かったーーーです。本当にお坊様大変です。
坐禅の時には基本裸足です。
それで朝のお勤めも裸足かもと思って、靴下を抜いても防寒ぬかりなくと極々暖のレギンスを履きこみ、さらにレッグウォーマーもして、上にはダウンジャケットも羽織っていましたが、それでも冷えはすごかったです。他の方はみんな薄着で本当に寒かったろうな~と思います。ただ、参拝者向けの施設はみんな冷暖房があります。
修行僧の方が案内をしてくださるのですが、私は修行僧たちの衣食住の小ネタを興味深く聞きました。
修行僧は、朝に1回と晩に2回、50分の禅を組むそうです。
毎日毎日長時間の禅を組んでいるイメージがありますが、普段はその3回だけなんですね。それ以外には担当部署が決まっていてそれぞれの作務をすることが多く、自由時間は全くと言っていいほどないそうです。
(たぶん、ある時期になると7日間などの長時間の禅もあるんじゃないかなとは思います。永平寺の修行僧のことは分かりませんが。)
肉体労働も多く、毎日30分ほどで寺中の廊下や階段を拭き上げするそうです。
広い寺院内を走り回って掃除、その時だけは走ったり声を出したりしても良いとのこと。でも階段から転げ落ちて大怪我をすることもあるので、気を付けないといけないとの事。こればかりは、若くて体力がある方が有利なようで、68歳で修業僧になった方がいたそうですが大変そうだと言っていました。(そりゃそうだ^^;)
以前に鶴見の総持寺で、修行僧のお掃除の風景を見ましたが、それはそれはすごいスピードでやっていました。
寺に入っている間は基本的に寺外に行くことはなく、食事はもちろん精進料理なので、肉や魚、卵、にんにく、お酒も取らないそうです。すべて作法にのっとって食事をしますから、それも修行の一環。
入ってきたばかりの僧はご飯を食べ過ぎて脚気になってしまうことも多いそうです。
白いご飯のでんぷん質が関係しているとのこと、ひどい状態になると病院に行かなくてはならないくらい。
それにいつも裸足なので寒さでしもやけが出来たりもするそうで、確かに絆創膏やネットをしている方も見かけました。
トイレは全て和式。お客様用はちゃんと洋式トイレも用意されています。
とにかく、禅を組む、お経をあげる、掃除にしても足腰は強くないとどうにもなりませんね。
禅宗では日常生活全てが修行なので、衣・食・住、そしてそれぞれの部署の仕事、すべての作務が修行なのです。
修行僧の生活、まだまだ書きたいけれど、今日はここまで。
たくさんの階段がいつも拭き上げられているのです
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