アクセスバーズやアクセスボディの中でポイント・オブ・ビュー(略してPOV)という言葉が良く出て来ます。
日本語で言えば、視点とか、ものの見方という意味です。
アクセスコンシャスネスでは、私たちにはたくさんのPOVがあって、それによって、物事へのジャッジや抵抗や非難、批判、制限、同意、迎合が生まれると伝えています。そのPOVを手放すたびにたくさんの人達がその観点から自由になれるとも。
自分の変化が、他へ波及していくことは、目の前にいる人や、家族や身近な人というよりも、もっと大きな部分でのエネルギー変化なので、それは地球レベルだったり宇宙レベルの話で、さらに言えば、時間空間を超越したところでの変化ということです。
なので、今日自分が手放したエネルギーが、数十年後に何かの形になった現れるかもしれません。
また、私たちを立ち止まらせている体の中に入り込んだ感覚や感情をビヨンズという言葉で表しています。
これは、人生で凍り付くような場面で作られているものと表していますが、実は、重大な場面という以上に度々にこのビヨンズは作られていると思われます。何かでショックや衝撃、ビックリしたとか、そういう時に度々作られて解消できないものがたくさんあるのです。
何かの出来事や何かを見た時に、自分が感じたことを無意識下に閉じ込めることで、見える世界が変わってしまうことがあります。
とても軽いものでありますが、つい先日、自分が無意識に閉じ込めた感覚によって、ものの見え方がこんなに変わるのだと言うのを発見した出来事がありました。
ヒューマン&トラスト研究所のトイレには、週替わりで変える猫写真のカレンダーが飾ってあります。
座るたびに、その猫写真を1週間眺めるのです。
その時々に内容が変わるから、うんとカワイイと思う時もあるし、まあまあな感じと思う時もあります。
しかし、先週のカレンダーは最初に見た時にちょっと衝撃が走ったのです。
衝撃っていうのはいい意味ではなく、
心の声で言えば
「え!何、死にかけてよだれを流している猫?まさか!」という感じです。
よくよく見れば、蛇口から水道の水が少し流れているのを飲もうとしているのに上手く飲めずに、顔から流れてしまっている写真です。
でも、あんまりカワイクない!!!って思っていたのですね。
座るたびに、イマイチだなってね。
そんな中、青木先生が何気に「今週の猫の写真はあんまりよくないね」と言ったのです。
私は思わず同意しました。
「そうなんですよ。何だか死にかけた猫みたいじゃないですか」と声に出して言いました。
青木先生は、台所のシンクの写真なので、そのロケーションがいまいちだと思ったみたいなのです。
ありゃ~、視点が全く違っていたのですが…
しかし、しかし、その後に不思議なことが起こりました。
その後に、座ってふと写真を見ると、
あれ!
いつものちょっと嫌な感じがないではありませんか。
何回も見るうちに普通にカワイイかもと。
ビックリです。
しかも、翌日、トイレから出てきた犬猫大好きな人が、
「今週の猫ちゃんも可愛いですね」
と言ったのです。
そう、私が最初に見た時に、以前に見た亡くなる直前の猫の姿が重なっていたようです。
しかも、その思いを無意識に押し込めていたので、完全な修正ができずに、トラウマが動いていたのでしょう。
そして、ふとした瞬間に、それを表に出したことで、解放されたみたい。
すると、同じ写真でも全く見え方が変わってしまったのですね。
そして、それに共感して表現してくれる人が現れたわけですね。
今日からは新しい写真になっていますが、いやはや、自分には、かなり衝撃的な出来事でしたので、書いておきます。
コメントをお書きください