私が、アメリカのアクセスコンシャスネスで提供している「アクセスバーズ」「アクセスボディ」「アクセスエナジェテックフェイスリフト」に出会ったのは2,015年の春。それから8年が経とうとしています。ふと、それを振り返ってみて、その間にどんな事を感じ、どんな経験があったのかも含めてこれらを考察して書いてみたくなりました。あくまでも私の私見であることを加えておきます。
【その9】
さて、4日間のファンデーションクラスが始まりました。
私は、バーズの事がもっと知れるかと思ってワクワクしながら参加したのですが、、、、
あれ?ファンデーションクラスっていうのこういう感じなの?
拍子抜けというか、分厚いマニュアルが渡されましたが、そこにはバーズのバの字もなく、たくさんのバーバルプロセスが並んでいました!!
バーバルプロセスというのは、言葉を使ったクリアリングです。
アクセスコンシャスネスでは、クリアリングステートメントというエナジーを消去するツールがあるのですが、それを使っていきます。
その前に、何か湧き上がってくるような質問をして、その時に出てきてエナジーを消去していくのです。
適宜質問は受けつけながらやるのですが、何せ200名くらいいる人達は、バーズしか知らない人がほとんどです。海外から来ている外国人の人はすでに色々習ったことのある人だったようです。
日本人からはほとんど質問なんて出ません。私はもう今しかないと思っているから、何回か質問をしました。
内容はすっかり忘れましたが、今思えば、ファンデーションでするような自分の困っていることや悩みに関しての質問と言うよりも、もっと書かれている言葉についての事などの質問をしていたように思います。
とにかく、シャノンさんは淡々とマニュアルに書かれているバーバルプロセスを読んでいきます。
その中で、いくつかのアクセスボディも学ぶのですが、それをやったり、受けたりしている間もひたすらシャノンさんはマニュアルを読み上げていきました。
相変わらず、日本語の分かりにくい通訳がはいって、何だか参加者達はあきれる人、怒る人、、、
数日後?、二人の内のルーマニア人のわかりにくい日本語通訳は登場しなくなり、もう一人の日本人の通訳者のみになりました。通訳の人は本当に大変だったと思いますが、その後の3DAYボディクラスのほとんどをがんばっていました
ファンデーションの内容っていうのは、エネルギーワークをするということではなく、モノの見方考え方、人生の色んな場面におけるあり方やヒントなどが入っていて、自己啓発的な感じでした。
「自己啓発」という言葉は人によって好き嫌いが分かれる言葉ですが、自分の人生における様々な場面で、家族、友人、社会との関わり、ビジネス、お金、体、健康などなどを以下に「より良く」していくかということです。
スマホで見てみると、ビズリーチがこんな風に書いています。
自己啓発は本人の意思によって自分の能力を高め、心の成長を目指すことをいいます。自分自身のスキルアップになるため、仕事で結果を出すことはもちろん、プライベートを充実させることにもつながるでしょう。自らの意思によってその行動を起こし、自分なりのやり方で成長していくマインドが大切です。
だけれどアクセスコンシャスネスでは、「自己啓発」という言葉を非常に嫌っていました。
「うちはそうじゃない」と。
これはそれぞれの言葉をどう解釈するかなのですが、ある時までは、本当にこの言葉を嫌っていましたが、なぜか最近では、共同創作者のディーンさんは「最高の自己啓発」と言っていて、ずいぶんモノの見方考え方、提供の仕方は変化してきているのだなと思います。
その当時は、アクセスバーズを深め、アクセスボディのファシリテーターになることが目的でしたので、私にとってのファンデーションクラスは、一体何?という感覚があったのは確かです。
私が初受講する前に、オーストラリアで一足先に受講した方が、あちらのセミナーでの話題はお金とセックスばかりだったわと言っていましたが、アメリカ人も同様にそうかもしれないなと思うところもありました。(失礼、あくまでも私の印象です)
実は、ファンデーションクラスがあまりに分からなかったので、その後に、日本人でタイ在住のけいこさんから二回目のファンデーションクラスを受講しました。
けいこさんは、今もCF(認定ファシリテーター)で活躍されていますが、2015年当時ですと、日本語でファンデーションクラスが出来る人は2名、日本在住で今はもうアクセスコンシャスネスをやめている方と、タイ在住のけいこさんしか居なかったと思います。
それが、2023年現在では10人前後の人がCFとして存在しています。
アクセスバーズファシリテーターもCFも1年毎の更新です。
もう海外からCFを招いてファンデーションクラスをしてもらうという時代ではなくなりました。
話の年代が前後してすみません。
けいこさんのファンデーションクラスを受講した時も、私は二回目でしたが、ある方は初めてで、バーズの流れで受講したのだけれど、やはりマニュアルにあるバーバルプロセスの山をみて、「ファンデーションてこんな感じなの?」と言われていました。
その方はアートや心理学関係の学者さんでもあったので、ボディーワークを求めてきたのに期待外れだったとは思います。
ただ、アクセスボディの3日間クラスを受講するためには、ファンデーションクラス受講が条件になります。
避けて通ることは出来ないクラスなのです。
相変わらず大量のバーバルプロセスを、けいこさんは生真面目に全部やっていきました。
バーバルプロセスは、実は非常にエナジーを使います。使うというかエナジーが動くのでゆだったようになったりします。
それをアクセスコンシャスネスの人は「煮える」なんて表現をしますが、まさにそういう感じです。
そこで、私は思わぬ大きな効果を得たことがあります。
お金に関するところです。
先ほどアメリカ人の今日はお金とセックスと書きましたが、お金に関してはまさにアメリカンドリームという雰囲気なんですね。
実際に上手くビジネスで成功すれば巨万の富を得れるのでしょう。
しかし、私にはそういう気持ちがありません。。。
たくさんのお金に関するバーバルプロセスをやってもらいながらも、どこかに違和感があったのです。
そして、気づいたのです。
清貧だわ!!!
この感覚はアメリカ人には分からないのかと思います。
が、日本人には以外とこれ入っています。
私は、表層意識では「清貧」を求める必要は無いのを知っていましたが、どうもそこは抜けていないのではと。
そこで、けいこさんに「清貧やってください」とお願いして、それに関してのバーバルプロセスをいくつかやってもらったのです。
これ、効果ありました!
私はそれまで20年近くヒーラーとしてそれを専業で働いてきましたが、何となく、セッション(施療)でお金をいただくことに抵抗というか、そういうものが欠片としてありました。
それが、非常に軽くなったのです。
これは、本当に2回目のファンデーション受講の大きな成果になりました。
---つづく---
コメントをお書きください